日吉で地産地消 地元野菜のスープを生協食堂で販売

慶大日吉キャンパス周辺でどんな農作物が生産されているかご存じだろうか。日吉という身近な土地の作物を気軽に食べられるオリジナルスープが、土日祝日を除く今月8日から18日までの7日間、大学生協日吉食堂で販売されている。

この『地産地消』をコンセプトにしたスープを販売するのは、学生団体「ゆうーYOU―」だ。副代表であり、この企画を発案した木村誠之さん(経1)は「カレー風味にしてチーズでコクを出し、大学生の好みに合うようなスープを作りました」と話す。

さらに、スープの具材にも強いこだわりを見せている。「『地産地消』をコンセプトにしているので日吉近辺の農家さんや肉屋さんから野菜、鶏肉を仕入れました」。具材を提供してもらうため、木村さんたちは直接足を運んで信頼構築に努めたという。

この学生団体は「食」「農業」「流通」を合言葉に様々な活動を行う団体である。昨年立ち上げられ、今回の企画もこの合言葉に基づいて計画されたものである。

今回のスープ販売を通じて、消費者が生産者に声を届けることの大切さを知ってほしいと木村さんは考えている。「現状では、生産者である農家が消費者からリアクションを得るのが難しくなっています。その原因の一つとして、私たち消費者がリアクションを発信しようとしていないことも挙げられると思うのです。そうなると農家は美味しい野菜を生産するモチベーションを維持できなくなる。つまり、消費者が声を上げない限りは生産のモチベーション維持、向上にはつながらないのです」

そこで、この企画ではTwitterからスープの感想を簡単に発信できるようQRコードを設けた。木村さんは「購入者の方々にはぜひ気軽にスープの感想を寄せてほしいです。そして、消費者の立場として、少しでも食・農について考えてくれたらと思います」と述べた。

(松本功)

 


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