第1校舎3階131B教室にてディスカッションサークルの国際会が「タロット占い」を行っている。国際会は今年で創立42年目を迎える歴史あるサークルで、普段は会員がそれぞれの興味に基づいて持ち寄るさまざまな議題についてディスカッションをしている。国際会の三田祭でのタロット占いは30年以上続く伝統である。

三田祭責任者の安井里緒さん(文2)は、「毎年長蛇の列ができるほど大人気で、リピーターの方もたくさんいらっしゃいます。そして、国際会のタロット占いは当たると有名です。」と話す。三田祭の約1か月前から共有される資料をもとに各々練習を始め、直前には会員同士で実践練習を行って内容を確認しているそうだ。本格的なタロット占いを1回300円で気軽に体験することができるのも人気の理由の1つである。

暗幕で個別に仕切られたブース内は薄暗く、キャンドルの光がミステリアスな雰囲気を作っていた。ブースに入って初めに会員に伝えた悩みを、体験者が選んだ7枚のカードの種類と向きによって占う。就活への不安や人生相談など、どんな種類の悩みも占ってもらえるが、やはり1番多いのは恋愛相談であるという。筆者も本当に当たるのか半信半疑で体験したが、かなり正確に自身の置かれている状況を言い当てられてしまったのでとても驚いた。占いに基づくアドバイスももらえるのでリピーターが続出するのも納得である。

よく当たり、普段のディスカッションによって培われた会員の巧みな話術にどんどん引き込まれていく国際会の本格タロットをぜひこの機会に体験してみてはいかがだろうか。きっとあなたの悩みも解決するはずだ。

(大津こころ)