《MITASAI REPORT-2018》TWO BOUND 三田祭テーマソング『Overlap!!』にかける想い

MITASAI REPORT-2018

「皆さんにこの歌を楽しんでほしい」と語ったのは、今年の三田祭のテーマ曲『Overlap!!』を手がけたバンドTWO BOUNDの、ドラムの吉川大地さんだ。彼はTWO BOUNDのドラムとしてだけではなく、今回の三田祭のテーマソングをはじめとする多くの曲の作詞作曲を手がけている。

TWO BOUNDは現在大学3年のメンバーで構成されており、彼らが高校3年生の時の学園祭をきっかけに結成された。メンバーたちはバンド活動のみならず文化系サークルや勉強系サークル、スポーツなど幅広い分野で活動をしている。今回お話を伺った吉川さんもバンドのドラムとしての一面だけでない。ホッケーの各アンダー世代で日本代表にも選出されており、現在U21の日本代表にも選出されている。東京オリンピック出場も目指しているという。ほかのメンバーも高校時代には体育会系の部活に入っており、こういった経験が曲作りにも生きているようだ。

実はTWO BOUNDが三田祭のテーマソングに応募したのは今回が初ではない。大学1年生の時、三田祭のテーマソングを募集していることを知って面白いと思い、応募をしたそうだ。当時最終審査まで残ったものの、選出はされなかった。制作期間の短さなどから満足いく曲を作れていなかったと振り返る。その後、二年次にも選出されなかったが、ついに今年三田祭のテーマソングに選出される悲願を果たしたのであった。選出を知ったときはついに選ばれ、目標を達成できたと比較的落ち着いていたそうだ。

今回のテーマ曲には題名の『Overlap!!』にある通り、積み重ねという言葉が大きな意味を持っている。1番の歌詞は三田祭当日の朝を意味しており、そこで生暖かい風を受けて目が覚め、外の景色が昔から変わらないのを見て幼い日々を懐かしく思っている様子を表したそうだ。2番では成長とみんなの経験した思いの重なりを表現し、3番では今を積み重ねていくことを通して自分を超えていくことを伝えている。また歌詞に出てくる『けやき』というのは慶應義塾幼稚舎にある欅の木を指しているなど、慶應生にもなじみやすい歌詞も含まれているそうだ。

そんなメッセージが込められている歌詞の『Overlap!!』は三田祭最終日の昼頃、メインステージで行われるTWO BOUNDのライブで披露される。その際には2年前に作られた曲なども演奏するそうだ。吉川さんはライブに向けて、みんなが楽しめるステージにしたい、ライブにたくさんの人に来てほしいと話していた。また、より多くの人に自分たちの曲を聴いてもらい、こだわりのあるMVも見てほしいとも話していた。

結成三年目で悲願を達成したTWO BOUNDの雄姿を、三田祭で見逃すな。

(金森悠馬)


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