【号外】塾高が夏10年ぶり甲子園へ

第100回全国高等学校野球選手権記念北神奈川大会は30日、横浜スタジアム(横浜市中区)で決勝が行われ、慶應義塾高(塾高)が桐光学園を7–5で下し、10年ぶり18回目となる夏の甲子園大会出場を決めた。

先攻の塾高は初回、3番下山(3年)の右フェンス直撃の二塁打などで二死一、二塁とすると、フルカウントから5番根岸(3年)が転がしたゴロを二塁手がファンブル。二塁走者が生還し、1点を先制する。

塾高の先発は生井(3年)。初回から二つの三振を奪うなど三者凡退に切って取り、上々の立ち上がりを見せる。

すると続く二回には1番宮尾(3年)が右越え2ラン、三回には4番廣瀨(3年)が中越えソロを立て続けに放ち、生井を援護。さらに8番善波(2年)がタイムリーで追撃し、一挙5―0とする。

桐光学園は四回裏、先頭打者の死球をきっかけに一死二塁とした場面で、3番山田(3年)が中前へクリーンヒット。1点を返し、三塁側スタンドは一気に応援の温度が上がる。それでも塾高の堅守は健在だった。二死一、二塁の場面で三ゴロから併殺を完成させ、この回を1失点で切り抜ける。

その後も塾高の攻勢はとどまるところを知らず、七回には石田(3年)、八回には再び廣瀨のタイムリーで2点を追加。しかし八回裏に桐光打線が息を吹き返す。生井はソロ本塁打と左前タイムリーを許し、八回途中3失点で降板する。

マウンドを受けた渡部(3年)は2点を失いなおも二死満塁のピンチを招くが、この回10人目の打者を三振に抑え、逃げ切りに成功。九回、最後の打者から三振を奪うと、マウンドに歓喜の輪を作った。


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