《走り続ける塾生》ギタリスト 宮澤佑門さん(政1)

走り続ける塾生

プロギタリストとして世界的に認められている塾生がいることをご存知だろうか。この春、法学部政治学科に入学した宮澤佑門(ゆうと)さんは、18歳ながら驚きの経歴を持っている。

3歳で音楽好きの父の影響でギターを始めるとどんどん上達し、8歳にしてプロとして活動を開始した。これはギネス世界記録として認定された「最年少のプロギタリスト」だ。

演奏活動はアメリカや香港などの世界各地にわたり、ロックの聖地、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでプレゼンターとして登壇した経験を持つ。また、世界的ミュージシャンのオジー・オズボーンのコンサートにゲスト出演を果たした。自身のコンサートでは、1‌9‌7‌0年代の英米ロックミュージックをメインに、自らが作曲した曲をコンサートで披露している。

まさに世界を股にかけて活躍している宮澤さん。慶大に進学したのは、海外で活躍するための能力を磨くためだ。彼は今後、海外の大学への進学を目指すため、膨大な量の文献を読む力を養いたいという。「図書館を活用して英語の本を沢山読む回数を重ねておきたい」と話す。

しかし、実際に海外で活動する中で、世界で活躍するのに必要なのは英語だけではないということを痛感した。コミュニケーション能力そのものや、自分の意見をしっかりと持つことといった、日本人が苦手とする部分を補わなければならない。ギターで世界を魅了する彼は、もっと自分を表現する力を求めているようだ。

ギタリストとして実力を持ちながらも、将来ギター一本で勝負するかはまだ決めていない。実は、宮澤さんは国連で働きたいという夢も持っているという。国連を意識するきっかけとなったのは、米ロックアーティスト、ジミー・ヘンドリックスの曲だそう。音楽の力で世界平和に貢献することが彼の夢だ。

宮澤さんは、「何かを実現するときに大切なのは無理なくしっかりと計画を立てること。コツは『休みを挟むこと』です。自分はランディ・ローズが大好きなのですが、その母親に会ったときに言われた言葉です」と語る。ギターとロックから多くのことを学びながら、いつか自作の曲を収録したアルバムのリリースを夢見て、彼は走り続ける。

(川辺清香)


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