《CAMPUS IDOL》経済学部1年 向井咲さん

CAMPUS IDOL

《めぐりめぐる四季のように鮮やかで瑞々しい輪郭》

March comes in like a lion, and goes out like a lamb(3月はライオンのごとく来たりて、子羊のごとく去る)――春の嵐が過ぎ去った次の日、颯爽と現れたのは一人の美女だった。経済学部の新2年生、向井咲さんである。真っ青な空がさらさらのショートヘアによく似合う。「お仕事で、切ってもらったんです」。サロンモデルの仕事で日頃からカメラを向けられている彼女は、今回の撮影でも多彩な表情を見せてくれた。

サロンモデルのほか飲食系のサービス業、テレビ番組の電話オペレーターなど複数のアルバイトを掛け持つアクティブ系女子の向井さん。彼女の才能といえるのは「何でも楽しそう」と思えることだ。彼女が経済学部を選んだ理由も、「文系の学びも数学もできるから」。なぜここまで多方面に興味が広がっていったのだろうか。

ターニングポイントの一つに、高校での仲間との出会いがあるようだ。女子校に通った高校時代、いわゆる「みんなで行動」という環境はなく、一人一人が考えを持って動いていたという。色々なタイプの人、特技を持つ人と出会って、彼女には全てが格好よく見えた。「どの人もいいな」、そんな気持ちになったことが、彼女の多趣味な性格を引き出したのかもしれない。多様な価値観を持った仲間との関わりを大切にしてきた今、「人と共通点を持てる」という特技が彼女の中で核となり光っている。

何事にも前向きな向井さんだが、落ち込むこともある。しかし、彼女いわく「長いスパンで見て、今自分が悩んでいることって小っちゃい!って思ったら、5秒で立ち直れます」。これが毎日を一生懸命に生きる者の、立ち直りのコツだ。

恋愛について聞いてみると、「高校時代は全部自分でやってきたので、か弱くないんですよ。荷物だって自分で持てちゃうけど……、でも誰かに頼れるようになることも必要だって、大学1年目で学びました」と目元を緩めながら話してくれた。こういうところだ。世の人びとが彼女を放っておくわけがない。

新しい季節がスタートした。優しい光はやがて焼けつくような暑さに変わっていく。もし暖かな春が過ぎてしまっても、向井さんはその環境でたっぷりと栄養分を吸収し、名前通り美しく「咲」き続けるのだろう。

(7面出張中の元インベーダー)

※記事中の学部学年は取材当時のものです。


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