4月6日、三田キャンパス北館ホールにて、国際センター主催の「アテネ・メトロ・パブリックアート・シンポジウム~日本とギリシャをつなぐもの」が開催された。
同シンポジウムは、4月7日より東京国立博物館で、日本とギリシャの修好110周年を記念して開かれる「アテネ・メトロ・ミュージアム―ギリシャの地下鉄が結んだ古代と現代―」に先立ち催された。
冒頭で、イオアニス・ヴァヴァス駐日ギリシャ特命全権大使があいさつしたほか、美術館学者の長谷川栄氏やギリシャの鉄道会社アッティコ・メトロ社のヴァシリス・スグーロス氏が地下鉄におけるアートプログラムについて説明した。
メトロ・パブリックアートとは、地下鉄工事中に発見された考古遺跡と現代美術の作品を合わせて駅構内に展示したもの。アテネに根付く、文化と歴史、古代と現代の融合を投影した空間を生み出している。