三田祭3日目、塾生新聞会が主催する榎並大二郎氏による講演会「テレビ現場からのメッセージ」が行われた。

この講演会は慶應義塾大学法学部政治学科を卒業し、現在はフジテレビのアナウンサーとして活躍している榎並氏がテレビ業界についてやアナウンサーとしての生活とその裏側などを語っていくというものであった。講演会は榎並氏自身が取材、撮影、編集の全てを行ったアナウンサーの一日に関する動画を見た後に、自身が実際にアナウンサーになって体験したこと、そして仕事をする中で意識していることなどを語るコーナーそして質疑応答などが行われた。

動画では榎並氏自身でなければ撮影できない現場の裏側や、普段のアナウンサーの様子を見ることができたため、アナウンサーがなにをしているかなどをありのままに感じることができる内容となっていた。

トークのコーナーでは自身がなぜフジテレビのアナウンサーになろうと思ったかなどの話しや、現在学生である参加者にアナウンサーを目指すにはどうすればいいのかといったアドバイスなどを送り、多くの学生が熱心に受け止める場面も見られた。

質疑応答のコーナーでは私生活に関することから、アナウンサーを目指す学生からの相談に至るまで多岐にわたる質問に答えていた。

今年の三田祭での榎並大二郎氏の講演会は終了してしまったが、まだ三田祭は続く。この講演会の様に実際の現場で働く有名人の方の声を生で聞くという三田祭もよいのではないのだろうか。
(金森悠馬)


当講演会は慶應塾生新聞会主催で行われました。ご来場された方々、そして榎並大二郎様、ありがとうございました。