三田祭のシンボルを目指して オフィシャルソング

三田祭といえば、何を思い浮かべるだろうか。魅力的なステージや模擬店か、あるいは大勢の来場者でごった返すキャンパスの様子か。では、そこにはどんな音があるだろうか。
 
多くの学園祭には、テーマソングがある。三田祭にも近いものが存在する。ひとつ異なるのは、それが「オフィシャルソング」と呼ばれていることだ。限定的なテーマを設けていないため、さまざまなテイストの楽曲が集まる。

三田祭オフィシャルソングは公募しており、集まった中から三田祭実行委員会内で数曲に絞られたのちに一般投票によって決められる。昨年は19曲の応募があり、1万票以上の投票があった。

応募条件は、塾生を一人以上含んだバンドによるオリジナル楽曲であることだ。三田祭実行委員会でオフィシャルソングを担当している平岡裕梨さん(商2)は、今年度の曲には特に学園祭らしさを求めると言う。「塾生のアツい姿」にはまる、青春を感じさせるメロディーであることが選考基準のひとつだ。
 
投票は三田祭公式ウェブサイト内で行われ、塾生だけでなく誰でも投票可能だ。サイト内では候補曲をフルで聴くことができる。結果は、投票期間後につくられるCMによって発表される。

今年度のオフィシャルソングの募集期間は6月1日から8月15日、投票期間は9月1日から9月14日だ。

三田祭のPR動画や当日の案内所のBGMなど、さまざまな場面でオフィシャルソングは使われる。また、ここ数年は三田祭ステージにてライブが行われている。

三田祭でのステージ発表の演目といえばダンスを思い浮かべる人が多いかもしれない。しかし、慶大内には軽音楽サークルが多数存在していて、クオリティの高い演奏を披露する塾生が大勢いる。「学生バンドはすごい、と皆さんに知ってほしい」と平岡さんは話す。

三田祭のオフィシャルソングに選ばれることは、バンドにとって、自分たちの存在を20万人もの来場者に知ってもらえるきっかけになる。またそれを聴く側にとっては、同年代の人たちが作った素晴らしい曲を知る機会になるほか、投票者として、三田祭に参加して楽しむこともできる。

音楽と記憶は結びつく。オフィシャルソングを意識して聴いてみることで、三田祭の思い出が曲と一緒に強く心に残るだろう。これからの三田祭、音楽とともに楽しんでみてはいかがだろうか。
(新山桃花)


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