慶應義塾大学SFC研究所「見える化・ラボ」「神成淳司研究室」は、経済産業省の地域流通活性化支援情報化モデル事業において、PB(プライベートブランド)化を実現する、「生鮮食品プラットフォーム」ビジネスモデルづくりのためのフィールド実験を、今年1月中旬から3月中旬にかけて、(株)阪食と提携して実施した。
このプロジェクトは、神成研究室が独自開発したフィールド・センサーにより生産者、卸業者および小売業者が密に提携する農業プラットフォームを構築し、消費者にとって魅力のあるPB商品開発の可能性について検証するもの。
解析されたデータは、農家の作物栽培、流通の最適化、小売業の仕入れ判断等の様々な意志決定に役立てられる。