2017年7月28日

慶應塾生新聞会 三田オフィス
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【記者の眼・野球】選抜高校野球、早慶同時出場ならず

バレー部が春高バレーでベスト16に入るなど、スポーツで勢いに乗る慶應義塾高校。硬式野球部もその一つである。昨夏は8年ぶりに神奈川県大会決勝に進出。名門横浜高校に敗戦し甲子園出場を逃したものの、久しぶりの決勝進出に期待が膨らむ結果となった。

新美貫太(高2)が主将となり、新チームで臨んだ神奈川県秋季大会では、夏季大会決勝で敗れた横浜高校を破り関東大会出場。群馬県の前橋育英高校に敗れ、春の選抜甲子園出場を確実とするベスト4入りを逃すも、春の選抜甲子園出場に希望を繋ぐ成績を残した。

春の選抜甲子園は、夏の甲子園と出場校の選抜方法が異なる。秋季大会の成績を考慮して出場校32校が決定し、関東、東京地区に与えられる出場枠は6つ。関東大会の上位4校と東京都大会で優勝した早稲田実業高校は出場を確実なものとしていた。残る一枠は東京都秋季大会で準優勝の日本大学第三高校と関東大会ベスト8に進出し、有力候補として挙げられていた慶應義塾高校の2校で争われることになった。
 
先月27日、選抜甲子園出場の選考委員会が開かれ、2校の比較の上、日大三高の出場と塾高の補欠入りが決定。早稲田実業高校が出場を決めただけに早慶両校同時出場、甲子園での早慶戦の実現に期待が高まったが、夏の甲子園以降に持ち越しとなった。

今季の塾高はプロ注目の正木智也(高2)が注目されがちだが、1、2年生から試合出場経験のある選手が多数在籍しており、昨夏の神奈川県大会を経験している選手が多くスタメンに名を連ねている。中でも、昨夏のマウンドを経験しているエース森田晃介(高2)は1‌3‌0キロ後半のストレートにチェンジアップ、カーブ、スライダーなど変化球を織り交ぜたテンポの良い投球を見せ、夏の甲子園に向けてチームの支柱として活躍することを期待されている。

例年1‌8‌0校を超え、かつ名門校が多い神奈川県夏季大会は全国屈指の激戦地区。昨年、悔し涙を流した横浜スタジアムで今年こそ、高い総合力で神奈川県の頂を目指してほしいものである。