長い受験生活が終わると、その先に待っているのは新たな地での新たな生活である。充実した大学生活を送るために、住まい選びはとても重要だ。そこで新入生におすすめの慶大生専用の寮を紹介したい。

元住吉宿舎は日吉駅から徒歩で約8分、日吉キャンパスにも歩いて通える好立地が魅力の寮である。13階建て全230室の内、4、5階が留学生専用のフロアとなっており、男女合わせて40人程度の留学生が住んでいる。毎年、大変人気で抽選は高倍率になるが、今年はオープンから4年目を迎え、寮生が一気に卒業を迎えるため、例年よりも入居しやすくなる。

元住吉宿舎では各部屋にバス・トイレ・キッチンがついており、プライベートな空間が十分に確保されているため、寮でありながら自立して暮らしていける能力が身に付くのが魅力だ。門限が設けられていないのも特徴のひとつで、時間を気にすることなくサークル活動やアルバイトなどに打ち込むことができる。学生の自主性を重視しており、一人一人の判断に任せるという自由な面がある一方、オートロック設備付きでセキュリティー対策が万全なほか、宿舎長夫妻が住み込みで常駐しているため困った時には相談をすることができるという寮ならではの良さもある。寮とマンションの良いところを併せ持った仕組みになっているのだ。寮生同士の交流イベントも開催され、専用フロアに住む留学生と交流する機会もあるなど交友関係を広げるには最適な環境だ。

宿舎長の小谷敏夫さんは「就職や母国への帰国などで寮を離れた元寮生たちが顔を見せに来たり、連絡をくれるのが嬉しい」と語る。寮は第二の故郷として思い出の場所となっているようだ。

慶大専用寮には食事つきの大森学生寮など特色の異なる寮が他にもある。自分に合った住まいを見つけることは充実した大学生活を始めるための第一歩だ。晴れて慶大への入学が決まった時には、寮という選択肢も考えてみてはいかがだろうか。
(広告)