2017年7月28日

慶應塾生新聞会 三田オフィス
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2017年度一般入試 志願者数やや増加

2017年度慶大一般入試の出願が先月20日に締め切られ、今月3日に志願者数が確定した。全体志願者数は前年と比べ48人増の4万4845人と前年を上回り、3年連続の増加となっている。学部別に見ると、文学部や総合政策学部では前年度の志願者数を大幅に上回った。一方で、理系学部は志願者数が軒並み減少しており、理系人気は3年連続で下降している。

今年度の一般入試は2月10日の薬学部から始まり、3月2日の医学部二次試験までの間、計12日間にわたって行われる。合格者は今月21日から3月6日にかけて順次発表される。

志願者数は全体では微増し、4万4845人となった。学部ごとに見ると、文系学部ではいくつかの学部・方式で志願者数が増加した。中でも、文学部は志願者数が大幅に増加し、432人増の5049人となった。文学部は昨年度も志願者数が大幅に増えており、2年間で976人の増加となった。文学部の人気に関して慶大入学センターは、「理由を特定することはできないが、慶大文学部の学問分野が多様であること、『文学部は就職に弱い』という俗説が当てはまらないことが好感を受けているのではないか」と分析している。

文学部と併願されることの多い総合政策学部と商学部B方式にも、志願者の増加が見られた。総合政策学部では、志願者数は172人増の3937人となり、商学部B方式にも前年度より166人多い3094人が出願し、志願者数を伸ばした。

一方、薬学部や医学部、理工学部を中心に、理系学部では全体的に志願者数の減少が続いている。3年前までは景気不良による就職難のため、一般的に就職に強いといわれる理系学部を志望する傾向が強く、志願者の増加が続いていた。しかし景気の回復に伴い、全国的にも以前のような理系人気は下火になっており、慶大でも同様の傾向が見られた。

理系学部と併願されることが多い経済、商学部のA方式でも、志願者数が減少している。特に、経済学部A方式の志願者数は、前年度から231人減の4996人となった。一方、B方式では経済、商学部ともに志願者が増加しており、「数学」が課されない受験方式の人気上昇がうかがえる。

また今年度より、全学部でインターネット出願が開始され、紙の入学志願書による出願が全面的に廃止された。パソコンやスマートフォンから手軽に出願できるようになり、受験生の利便性が向上した。さらに、ウェブサイトを利用した出願のため、入力不備などのミスを未然に防ぐことができるようになった。この変更に伴い、インターネット出願に関する多くの問い合わせがよせられると予想されたが、目立ったトラブルもなく出願受付期間が終了した。