2017年7月23日

慶應塾生新聞会 三田オフィス
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ラクロス 社会人の壁厚く日本一の夢散る

攻撃の要となったAT井上

第27回ラクロス全日本選手権大会が先月行われた。大学選手権で優勝し学生日本一を達成した慶大男子ラクロス部は、10日の準決勝で社会人2位のStealersに快勝する。しかし18日の決勝では9連覇を狙う社会人1位FALCONSの前に屈し、18年ぶりの慶大および学生の日本一は叶わなかった。

大井第2球場で行われた準決勝では、開始3分にAT井上(経3)が先制すると、AT野上(政4)、主将のMF山田(政4)を中心に怒涛のオフェンスを見せた。連続得点で引き離す一方で、ディフェンスはG杉本(経2)の活躍もあり、相手の決定機を潰し前半の失点はわずか。相手はたまらずチームタイムアウトを取るなどしたが、後半も慶大の攻勢は変わらず差を詰めさせない。グラウンドボールもよく取った慶大は前半のリードそのままに13-7で快勝し、悲願の優勝まであと一歩に迫った。

そして迎えた決勝。江戸川陸上競技場で行われたこの一戦に、慶大は目標としてきた「打倒FALCONS」を果たすべく臨んだ。

開始直後に失点した慶大は、13分のチームタイムアウト直後にAT野上のショットが決まり初得点。第1Qは2-3とし強敵と互角に戦ったが、第2Qは逆に攻めたてられ3失点してしまう。一方の慶大は、連携ミスもあり無得点で終えた。

後半、これ以上差を離したくない慶大は、シュートまで持ち込ませない相手ディフェンスに苦戦を強いられるものの、パスやカウンターで突破口を見出す。決定機を多く作ったなかで3得点を挙げ、同時に相手オフェンスを1点に抑えて5-7にまで迫った。

迎えた最終Q、開始直後のマンダウンで失点した慶大は前線から押され、徐々に相手にペースを握られ始める。ボールをなかなか奪えずさらに5分間で3失点し反撃の糸口が見えない苦しい展開に。相手の徹底したマークも抜けず終盤に1点入れられ、結局このまま5-12で試合終了。一昨年の同カードより力を見せた慶大だったが、雪辱を果たすことはできなかった。
(八木理志)