喊声 2016年12月号

大学3年の12月。サークルの引退や就職活動を目前に控え、これまでの大学生活を振り返る機会が多い時期だ。

先日、服飾系大学の文化祭を訪れた。この学校の学生は、日々服飾品の制作実習に明け暮れ、卒業後もアパレル業界に就職する学生が多いという。好きなファッションの道を突き進み、社会に出ても今までの学びを活かすことができる。展示されている学生たちの作品を見ながら、そんな彼らを羨ましく思った。

翻って自身の学生生活を振り返った時に、何かをしてきたのだろうか。「1年生の早い時期に所属を決めた新聞会を最後まで辞めることなく続けることが出来たこと」が唯一思い浮かぶ。

自分の道を自分で切り開くことが、日本社会で生きるためには必要となるだろう。一億総活躍を求められる時代。やりたいことを見極め、自分の人生を自分でコントロール出来なければ自分らしく生きるのは難しくなる。

学生はいずれ大学を卒業し社会へと出ていく。社会の風潮に踊らされず、服飾大学の学生や、サークル活動に打ち込んだ自分自身のように、自分の決めた道を行くことが出来れば、今後の人生がより良いものになるはずだ。
(河合遥香)


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