端山
■インカレ2回戦 【江戸川区陸上競技場】

リーグ戦を3位で終えたシードの慶大は先月10日、最終盤まで優勝争いを演じた勢いそのままに関西地区第五代表の大阪体育大学とのインカレ2回戦に乗り込んだ。一発勝負のトーナメント戦ということもあり、前半は互いに固い入りだった。慶大の守備は安定していたが拙攻に留まり、チャンスを作れずに前半を終えた。



すると後半開始早々に大体大に一瞬の隙を突かれて失点。その後は徐々に攻撃に転じ始めたが、MF端山(総4)のシュートがバーに嫌われるなど最後まで1点が遠かった。このまま試合は終了し、反撃実らず慶大は2回戦で姿を消した。試合後、須田監督は「うまく攻撃の形が作れなかった。来季はリーグで安定した戦いをし、ここ(インカレの場)で勝利を得たい」と抱負を語った。(阿部統)