ラグビー関東大学対抗戦に3連勝し波に乗る慶大は立教大、帝京大、明大と対戦。立教大に勝利し、大学選手権4連覇中の帝京大に挑むも、内容、結果ともに完敗。明大にも力の差を見せつけられ、対抗戦優勝は厳しくなった。今月23日の早慶戦に向けても不安の残る戦いとなった。
(中山直樹)

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慶大80―10立教大

先月11日、立教大と対戦した慶大は攻守において圧倒し80―10で勝利。

試合開始早々、キックオフからWTB金澤(商2)にボールが渡るとそのまま独走し、ノーホイッスルトライ。21分には敵陣でスクラムを組むとそのまま押し込みトライを奪った。その後もSO矢川(環4)の絶妙なキックパスからWTB清水(環3)がトライを決めるなど前半を31―3で折り返す。後半も勢いは止まらず、金澤、HO松岡(環3)はこの日3トライ。チームで12トライを奪った。守備では組織的に低く鋭いタックルで1トライに抑え、完勝した。


慶大10―89帝京大

タックルを受けながら力走する佐野(法4)
タックルを受けながら力走する佐野(法4)
18日の帝京大戦では関東大学対抗戦5連勝を狙ったが、昨年王者の実力を前に、10―89で敗退した。









前半20分は両者譲らず熱い戦いとなり、慶大は持ち前の低いタックルで帝京大のトライを1本に抑えた。しかしその後、連続5本のトライを奪われ、前半を0―52で折り返す。後半12分にHO佐藤(総4)がトライを取りきると、20分にはWTB佐野(法4)もトライを決め、慶大の意地を見せたものの、簡単にトライを許し大敗となってしまった。試合結果について、金沢HCは「相手のプレッシャーも強く、思い通りにプレーはできなかったが、次回から反省点を踏まえて切り替えて勝ちに行きたい」と語った。


慶大10―42明大

多くの観客が詰めかけた伝統の慶明戦。慶大は敵陣でペナルティーキックをもらいSO矢川がしっかりと決める。直後、自陣深くまで攻め込まれるとキックチャージからトライを奪われ、その後も明大の強力フォワードに力負けしボールを確保できない。さらに1トライを許し、迎えた26分、ラインアウトからモールを押し込みHO佐藤がトライ。しかし、守備の乱れから2トライを奪われ10―28で前半を終える。

後半は互いに得点できない展開が続く。攻め込んでもミスを連発する慶大に対して最後は底力を見せた明大が2トライをあげ10―42でノーサイド。早慶戦に向け課題の残る内容となった。試合後矢川主将は「ブレイクダウンのところで圧力に負け、やりたいことができなかった」と話した。


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