6月23日、日吉キャンパス来往舎のイベントテラスで、サイエンス・カフェによる「クマムシの話」が行われた。サイエンス・カフェは、生物や物理に科学の分野で研究していることの楽しさを一般の人に伝えることを目的に、2ヶ月毎に講師を招き、身近なことをテーマにして一般公開ゼミとして活動している。

 クマムシとは体長1㍉にも満たない微小な動物であり、乾燥しても生存可能なことで注目を集めている。実際に動いているクマムシをテレビで映し、乾燥したクマムシに水を与えて復活させる実験も行われた。

 会場には小さな子供から大人まで幅広い世代の方が来ており、飲み物を飲みながら講師と近い距離で聴くことによって親近感を与えていた。今回が第1回目の催しであり、次回は「小さなクラゲの世界」を予定している。