宮嵜 玲衣さん今月のキャンパスアイドルは、大きな瞳が魅力的な総合政策学部2年の宮崎玲衣さん。凍てつくような寒さの日吉キャンパスに、真っ白なコートをまとい暖かな雰囲気に包まれて現れた。

「小学生のときから、アナウンサーになることが夢」と語る。当時放送委員であった彼女に、担任の先生が勧めたのがきっかけであった。それからずっと、夢に向かって一直線に突き進んできた。

大学に入ってからは、夢を実現するための一歩として、自らSFCに『慶應アナウンス局』を立ち上げた。週一回ほど、同じ夢を持つ仲間たちと共に発声練習などの基礎的なトレーニングを行い、時には学外イベントの司会などもこなす。イベントの前は毎日の練習でとても忙しくなるという。また、慶應スポーツ新聞会では體育會バスケ部担当の記者として筆を執っているそうだ。





さらに、メディア・コミュニケーション研究所にも所属し、ジャーナリズム研究に励んでいる。彼女の塾生生活のすべてが「アナウンサーになりたい」という夢に向けられていると言っても過言ではない。

三田、日吉、SFCと三つのキャンパスを毎日忙しく行き来しているのにも関わらず、二つのアルバイトもこなしている。「じっとしているよりも、忙しく動いている方が性に合っているんです」と疲れを微塵も感じさせない笑顔で語った。

そんな彼女は何よりも体を動かすことが大好きだ。中高時代はバドミントン部に所属していた。その一方で、読書や映画鑑賞も趣味であるという文化的な一面も垣間見せた。

気になる好きな男性のタイプは、「スポーツの得意な、優しい人」。男らしく、誠実な人柄の男性に惹かれるそうだ。

自分の夢に向かってストイックに努力している宮崎さん。その大きな瞳の奥には、揺らぐことのない強い意志があった。

(ぬまこなまこ)