2017年8月20日

慶應塾生新聞会 三田オフィス
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石川の魅力再発見 歴史息付く、北陸の地

石川 アンテナショップ食と伝統、気軽に触れて

北陸新幹線の開業が来年3月14日に迫っている。東京―金沢間の所要時間は従来の4時間ほどから2時間半に短縮される。開業を待ちわびていた北陸在住の人々にとって東京へのアクセスが良くなることのメリットは大きい。一方で、関東方面からの観光客獲得への期待も大きい。その大きな目玉の一つが終点となる石川県だ。

石川県は県庁所在地の金沢市をはじめ、多くの観光資源を持つ。金沢には昔ながらの町並みが残っており、主計町や長町に茶屋街や武家屋敷が数多く現存する。兼六園は日本三大庭園に数えられる庭園であり、毎年多くの観光客が訪れている。金沢以外にも、海の幸や棚田の絶景を堪能できる能登半島や温泉郷のある加賀地区など訪れる場所には事欠かない。開業は春休みなので、旅行先として検討してみるのもよいだろう。

しかし旅行をしようにもどこに行けばいいかわからない、あるいは旅行には行けないが北陸のことをもっと知りたいという人もいるかも知れない。東京にいながらでも石川県について知る方法はある。その一つがアンテナショップだ。

先月リニューアルしたばかりのアンテナショップ「いしかわ百万石物語・江戸本店」は各県のアンテナショップが立ち並ぶ銀座にある。店内では約1900点もの石川名産の和菓子や輪島塗を購入できる。試食コーナーも充実しており手軽に食べ比べを楽しむことができる。

店内のイートイン・カフェでは石川の料理をリーズナブルに楽しむことができる。料理を盛り付ける器には輪島塗や九谷焼が使用されており、合わせて7万円相当の逸品が卓上に並ぶ。

能登地方の名産、輪島塗
能登地方の名産、輪島塗

2階では専任の観光コンシェルジュが石川の観光やイベントを案内し、旅行の相談に応じている。観光コンシェルジュの話によると、歴史や食だけでなく、金箔貼りや着物の着付け体験なども大学生にオススメだという。

店長の大塚義明さんは、「石川県の魅力を発信し、来店した人に現地に行ってみたいと思ってもらうことが、この店の重要な役割だ」と話す。

アンテナショップでは季節に応じたイベントも行っている。アンテナショップで石川の魅力を再発見し、春休みは北陸新幹線で石川を訪れてみてはいかかがだろうか。  (安田直人)