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太陽がじりじりと照りつける三田キャンパス。そこへ連日の暑さを忘れさせる爽やかな笑顔で登場したのは、法学部政治学科2年の百合川真人くんだ。

程よい筋肉が付き、健康的な褐色の肌を持つ百合川くん。祖父はラグビー日本代表、父も大学時代にハンドボール選手として活躍したというスポーツ一家に育った彼の特技はずばり、サッカーである。幼稚園から習い始め、今では社会人との混合チームでプレーしている。観戦にも熱心で、お気に入りのチームである「マンチェスター・ユナイテッド」に関しては練習試合までチェックする程。取材当日も、チームの魅力について瞳を輝かせながら語っていた。




趣味はサッカーだけに留まらない。大の旅行好きで、昨夏は一人でドバイ・キプロス・マルタ・イタリア・フランス・スイスを一か月で巡る行動力を発揮した。「予期せぬことが起きるのが旅行の醍醐味。その面白さが何よりも好き」と、好奇心旺盛な一面を覗かせる。

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一方で「今は電子書籍だけど、以前はいつも3冊の本を持ち歩いていた」と話していた。シェイクスピアの全作品を読破しただけでなく、政治やメディア関連など幅広い分野の本を読む読書家だ。演劇と映画にも関心があり、小さな劇団の公演や歌舞伎を見に行くそう。映画は少し古いものを中心に月10本ほど鑑賞しており、特に『ニュー・シネマ・パラダイス』は何度見ても感動すると熱弁した。

多趣味な彼だが、長期休暇になると東北地方や海外に赴き、ボランティア活動を行う一面も持つ、まさに非の打ちどころがない存在だ。文武両道を地で行く百合川くん。彼と話せば、誰もがその溢れんばかりの魅力の虜になることだろう。

 

(あくてぃー)