「週間から習慣へ」を目指して

環境サークルE.C.Oが主催する環境週間という取り組みが、毎年6月に行われているのはご存知だろうか。国連が定める環境月間にちなんだ環境週間は、今年で12回目の試みとなる。

環境週間中は、普段から行っている活動の認知度を上げるための宣伝を積極的に行うと共に、講演会などのイベントの開催を予定しているという。例えば、普段から行っているリサイクル弁当容器・ミンミの回収についてはサークル員による回収の呼びかけや、生協食堂でのポップ設置などを行うそうだ。
そしてさまざまなイベントの中でも特に注目したいのが、6月17日(火)に日吉キャンパスにて開催予定のキャンドルナイトだ。生協食堂から出た廃油で作られる500個ものキャンドルに灯りがともされ、中庭をほのかに照らし出す風景は人々の目を引くことに違いない。

これに加え、慶大のアコースティクギターサークルFLAが演奏を行い、キャンドルの灯りと共に日吉キャンパスの夜を彩るという。アコースティックギターも電気を使わずに演奏する楽器とだけあって、エコづくしのひと時となりそうだ。

廃油で作られたキャンドル

環境週間総責任者である佐藤幸太郎さん(商2)は、「ミンミの回収など、環境週間をきっかけとして、これからの習慣にしてもらえるよう活動を行っていきたい」と目標を語った。「週間から習慣へ」。今回の環境週間で掲げられたスローガンが実現されるように、私達も環境週間中だけでなく、普段から活動に協力していきたい。

(榊原里帆)

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