ミドルが武器のビッグマン権田

早大戦 ○96-81
六大学バスケットボールリーグ第2戦の早大戦。新チームの完成度が気になるところだが、安定感のあるプレイをみせた慶大は好敵手の早大を相手に96―81と快勝した。

序盤から互いに激しいプレスをかけ、共に得点できない厳しい時間が続く。だが、第1Q後半から徐々に攻撃のリズムが合い始め、大元(環3)のドライブ、西戸(総2)のバスケットカウントなどで得点を重ねる。続く第2Qでも慶大は攻撃の手を緩めず、44―34と10点リードで前半を折り返す。

しかし後半、慶大の勢いに陰りが見え、第4Q中盤に2点差まで詰め寄られてしまう。ここで粘りを見せたのは新キャプテン伊藤(環4)、意地の3Pシュートで流れを引き戻す。試合終了間際までチーム全員でゴールを狙い続けた慶大は96―81で早大を下した。