今年度の学部卒業式が先月24日、日吉記念館で行われた。キャンパスは晴れ着をまとった卒業生で溢れ、華やかな雰囲気に包まれた。恒例の卒業25年の塾員招待も行われ、塾員が多数同席した。

今年度は文学部932人、経済学部1277人、法学部1153人、商学部948人、医学部103人、理工学部954人、総合政策学部343人、環境情報学部402人、看護医療学部111人、薬学部204人の計6427人が卒業。内、通信教育課程の卒業生は284人であった。

式辞では清家篤塾長が、半学半教・独立自尊の精神に触れ「慶應で培った力をもとに社会に参加していってほしい」と話した。卒業生答辞では文学部の三浦優歩さんが挨拶。続いて、今井義典氏が塾員代表としてはなむけの言葉を贈った。

引き続いて三田会結成式が行われ、連合三田会会長の比企能樹氏が、新たに塾員となる卒業生を三田会に迎え入れた。 式後は思い出のキャンパスで家族や友人らと記念撮影をする姿が多く見られた。卒業生は名残惜しくも晴れやかな笑顔で慶應義塾を後にした。