教室の奥でジブリの本とお菓子を楽しめる

三田祭といえば、人混みの中に立ち並ぶ模擬店を思い浮かべる方も多いだろう。そんな中でほっと心休まる環境を提供してくれるのがスタジオジブリ研究会によるジブリブックカフェである。

普段はジブリ映画を鑑賞するなどの活動を行っているスタジオジブリ研究会。三田祭での出店は今回が初となる。

院校舎343A教室に足を運ぶと、そこにはジブリの世界が広がっている。壁にも映画のポスターやキャラクターの装飾がなされており、ファンにはたまらない空間だ。室内には映画のパンフレットや本があり、座って自由に読むことができる。

ちゃぶ台の上のふせんに本の感想を書き、本に貼っていく。ジブリを愛する人同士で、感想や想いを共有できる仕組みになっているのも魅力の一つだ。

カフェということで、ジブリキャラクターのクッキーなども販売されている。中でも注目したいのが『風立ちぬ』に登場する「シベリア」。シベリアはようかん、またはあんをカステラで挟んだお菓子で、その両方が販売されているが、やはり劇中のものと同じようかんの方が人気とのこと。

個性溢れるジブリブックカフェにぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。  (榊原里帆)