暖かな日差しが心地よい三田キャンパスのテラス。すっと伸びた背筋ときれいな丸い瞳が印象的な今月のキャンパスアイドルは、文学部3年の柏木茉莉子さんだ。フランス文学専攻である彼女は、18世紀の宮廷文化、特に服飾系に興味があるという。

中学生の頃から「すごく好き」だと話すフランス語。大学はフランス語で受験した。フランス語に初めて触れたのは小学生の時。「こんなきれいな言葉を話せるようになりたい」と思い、フランス語を学ぶことに決めたそうだ。




フランス語が得意な反面、英語は苦手。「英語は全然話すことができないので、今年からは英語に力を入れて勉強していきたいです」とはにかみながら語った。 この春、化粧品メーカー「ザ・ボディ・ショップ」のアンバサダーに選ばれた。「自分の言葉を通して人に何かを伝えることが好きなので、自ら発信する仕事がしたい」と言う彼女にふさわしい役だ。今後は新商品の使い心地をFacebookで人々に伝えることや、メイクショーのモデルなどの活動が待っている。

学部や教職課程の授業、予備校での受付アルバイト、そしてアンバサダーの仕事と多忙を極める彼女。「自分の取り柄は真面目さだと思う。どんなに大変でも一つ一つのことに全力投球したい」と話す姿からは、美しさだけではなく、内面の芯の強さがうかがえた。

 

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