全塾協議会は引き続き、予算補正案を1月定例会で審議した。12月の定例会で決まらなかった共済部と秋祭実行委員会の補正予算を中心に検討。

共済部は来年度から事務員を一人減らすことが決まっており、その分の交付金の削減が期待される。しかし、全塾協議会は印刷代にまだ削減の余地があるとして共済部に再度金額の提示を求めていた。共済部は「削減するとしても5万円から10万円の幅である」と見積もっており、依然として印刷代の見直しに苦しい見方を示した。協議の末、最終的に交付額は60万円に落ち着いた。

今年度は印刷会社との契約をすでに済ませてしまっており、来年度の予算編成から本格的な削減が行われる見込みである。今後は必要経費の無駄をカットすると同時に低い予算でパフォーマンスを最大限発揮できるよう見積もっていくことが求められる。

秋祭実行委員会は改めて交付金の増額を要請。現在、秋祭の第1ステージの設営に36万円、第2ステージに約10万円ほどの資金を必要としている。これに対して全塾協議会は、秋祭実行委員に交付が決まっている10万円に20万円を上乗せして30万円交付することを決定した。

また、秋祭実行委員会は近年叫ばれているSFCへの還元率の低さについても併せて言及。伊藤事務局長は理解を示し、次年度から考えていくという姿勢を見せた。